消化性潰瘍治療薬の服薬指導
PPIは、胃酸分泌の最終過程で働く酵素の働きを抑えることにより、強力に胃酸の分泌を抑制し、胃粘膜や胃、十二指腸の自己消化を防ぐ薬です。
H2受容体拮抗薬は、胃粘膜上の胃酸分泌に関係する特定な部位を遮断することにより、胃酸やペプシンの分泌を抑制し、胃粘膜や胃、十二指腸の自己消化を防ぐ薬です。
抗コリン薬は、消化管のはたらきを促進するアセチルコリンのはたらきを抑える事で、消化管の運動や胃酸の分泌を抑え、胃粘膜や胃、十二指腸の自己消化を防ぐ薬です。 粘膜増強薬は、潰瘍の部位に直接くっつくことにより胃を保護し、胃液中のペプシンの働きを抑えて、胃の出血を抑えて胃粘膜の炎症を抑えて、胃粘膜を保護する薬です。
粘膜血流組織修復促進薬は、胃粘膜の血液の流れをよくし、胃粘液成分の合成と分泌を高めることや、胃の粘膜と粘液を正常に保つ働きをする物質を増やすことにより、潰瘍の組織を修復する薬です。
PG製薬は、胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の血液の流れをよくし、粘液の分泌を高め、粘膜の細胞を保護する働きをする物質で、直接投与することにより胃の粘膜を保護し、組織をたてなおす薬です。
その他の薬は、中枢の視床下部に直接作用することにより、胃腸の血流を増加させ、粘膜組織を修復し、胃や小腸の運動をよくし、内容物の排出や通貨を促進する薬です。
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H2受容体拮抗薬
H2受容体拮抗薬の服用を忘れた場合は、1日常用量以上は服用しないようにし、1回1錠で1日2回投与するときに服用を忘れた場合の対処方ですが、朝食後の服用を忘れた場合、夕食後か就寝前に2錠服用して下さい。
1回2錠で1日1回の服用が指示されている時に、服用を忘れた場合、服用を忘れた翌日の朝食後に1錠飲み、夕食後か就寝前に1錠飲みます。
翌日から、通常通りに指示されたとおりに服用して下さい。
H.pylori除菌治療の除菌率に影響を及ぼす重要な因子として、服薬混プライアンスがあり、クラリスロマイシン感受性菌感染例におけるLAC療法の5日と7日間投与の比較では、除菌率は5日投与で75パーセント、7日間投与で93パーセントと前者が有意に低く、患者さんには確実にH.pyloriを除菌するために、指示された通り7日間服用するように、しっかりと薬剤師は指導して行きましょう。